脊柱管狭窄症の手術後のお客様
こんにちは。
Y’s整体院【岡山整体／根本改善サロン】の野口です。
今回は脊柱管狭窄症の手術後のお客さま。
ご高齢の方で退院されてご自宅に帰られてから徐々に足取りが悪くなったと。
現在は歩くときに足が交差しそうになり転倒しそうで怖いとお悩みです。
少しでも足が交差しにくく歩けるようにならないかとご来店されました。
歩くときに足が交差することでトイレに行くまでの距離も歩きにくく、大変ストレスを感じられていました。
早速、お身体の状態を確認していきます。
仰向けになった姿勢を確認すると左足が右足にくっつきそうな位、左足が内側に入ってしまい、仰向けになった時にも足が交差する（閉じる）方向に力が働いていました。
（下図）。
足を開こうとすると内転筋と言われる足を閉じる筋肉（下図）が伸びることができず、開くことに対する抵抗感が著しい状態でした。
内転筋が硬くなり伸びることができず、外転筋と言われる足を外に開く筋肉に力が入りにくい状態でした。
この外転筋は歩くときに骨盤を安定させる役割があります。
歩くときに外転筋に力が入りにくくなり骨盤が不安定になると、足を閉じて内もも（内転筋）に力を入れて不安定な骨盤をカバーするようになります。
そのような動きの蓄積により歩くときに足が徐々に交差しやすくなったのではないかと考えられました。
内転筋をしっかり柔らかくして、股関節を開くために必要な外囲転勤に力を入れる練習をすることにより、徐々に足が開くようになってきました。
仰向けになった状態で左足が右足から離れることができるようになり、再度歩く様子を確認します。
すると若干の偏りは残っていますが「足が少し交差しにくくなりました！」「来る前より足取りが軽いです！」と嬉しいお言葉。
歩くときの不安はまだ残っていますが、足が交差しにくくなったことで転倒の恐怖が少なくなりトイレまでの移動も楽になりました。
あなたの脊柱管狭窄症術後の歩きにくさ、もしかしたら内転筋、外転筋と言われる足を開いたり、閉じたりする筋肉のアンバランスによるものかもしれません。
仰向けで足を外に開いたときに左右差があれば要チェックです。
症状のお悩みでも大丈夫ですのでお気軽にお問い合わせ下さいね(^^♪。
本日も通常通り営業致しております。
お問い合わせ、お待ちしております。